俺様社長は奥手な秘書の初めてを奪う
漫画や小説で完ぺきな秘書!っていうのが出てくるけれど、
きっと彼らもここまでして仕事をこなしている……としか思えない。
だって、ワンコールでハイ、今から向かいます!なんて普通の人間は不可能!

私の『従順秘書』は努力百パーセントで作り上げたものなのだ。

それに、実際は特段頭がいいわけでもない。
ちょっとばかり、情報処理能力がみんなより長けていたというだけ。
完璧な身なりは、寝る前に枕元に用意してるから。

「ほんっと、芽衣の執念深さ……いや、情熱には何も言うことなし。
だけど、夢はとりあえず叶えたんだから次は結婚だよ、結婚!」

「はーい……」

「じゃあ、明日はルイ様にお目にかかるんだから早く寝なくちゃ。ベッドお借りしまーす」
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