丸重城の人々~後編~
宗一郎「そう…きっと“みんな”に知られることになるよ」
サク「はい」
宗一郎「わかってる?
“みんな”の恐ろしさ」
サク「はい」
宗一郎「そう……わかった。
君の覚悟に免じて、僕が間に立ってあげるよ?」

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丸重城のリビング。
大翔、中也、将大、英里、広子、音弥と対当して、宗一郎とサクがソファに座っている。
柚希は部屋で、眠っている。

大翔「で?なんだよ、話って!」
宗一郎「自分で言える?」
サク「はい。
…………す、すみません!」

中也「はい?なんかしたの?コイツ」
将大「宗パパ、全く状況が見えんのだが!」
英里「あの、すみません。
私今、仕事が忙しくて部屋で仕事したいんですが……」
広子「私も夕食の準備、途中なのよね……」
音弥「僕も、もうそろそろバイトの時間なんだ」

サク「今日、柚希ちゃんを家まで送ってったんですが、その時に……」
大翔「は?柚?」
中也「柚希がなんだよ!?」
将大「柚希ちゃんに何かあったの?」
サク「すみません!」
英里「え?え?なんなんですか!?
柚希がどうしたんですか!?」
音弥「どうしたんですか?」
広子「宗ちゃん!なんなの!?まさか、柚希ちゃんに━━━━」

柚希「キスしちゃったの……!」

大翔「は?なんだよ、それ……!」
中也「お前、まさか……!」
将大「死にたいの?」
サク「す、すみません!つい━━━━」
柚希「事故だよ!!」

大翔達「「「は?」」」
サク「え……?柚希ちゃん?」
宗一郎「柚ちゃん?」
この柚希の言葉には大翔達だけでなく、サクや宗一郎も驚いていた。
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