丸重城の人々~後編~
そして一通りドラマを見た柚希達。
夜の散歩に出ていた。

男「柚希?」
柚希「え?だ、誰……」
響子「誰!?」
スッと響子が、男の前に出る。

男「あ、響子もいる!
俺だよ!俊哉」
響子「は?あ、俊!」
柚希「え?俊くん?」
俊哉「うん!久しぶりだなぁ~!」
広子「誰?このイケメン」
英里「ほんと、綺麗な人」

男1「俊哉、誰~?」
男2「美人だな~」
男3「やっぱ、イケメンには美人の知り合いがいるもんだよなぁ」

響子「武部 俊哉。
私達の高校の時の同級生なの」
広子「へぇー、そうなの」
響子「ちなみに、柚希の元彼ね!」
英里「そうなんだぁ」
広子と英里がマジマジと俊哉を見る。

俊哉「柚希、どうした?なんで響子の後ろに隠れてんの?」
響子「アンタのダチが、怖いのよ!どっかやって!」
男1「なんだよ、ひでぇなぁ」
男2「いいじゃん?仲良くしよ?」
響子の後ろに隠れている柚希に近づく男。

柚希「嫌!怖い…」
響子の背中にしがみつき、震えている。
響子「ちょっと!柚希に近づくな!」
響子が凄む。
男2「え……こ、コワッ!この女」
響子「俊、マジでどっかやって!」
俊哉「お、おぅ…
わりぃ、先行ってて!」

男「わかった」
男達が去っていった。
俊哉「柚希、行ったよ」
柚希「うん…ごめんね、ちょっと怖くて……」
俊哉「ううん。大丈夫か?震えてる……」

俊哉が柚希の背中をさすった。
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