オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
秘書の仕事
「美苑さん!!起きてくれ!!」

私は真っ先に眠ってしまった濱部社長に叩き起こされる。

「俺と一緒に寝た方が良かったですか?濱部社長」

「栗原お前!?」

栗原さんはシャツのボタンを留めながら、私達の様子を面白そうに見ていた。

「お前と美苑さんが寝てたら、俺はお前を半殺しにしてるぞ…」

「…貴方は本当に学習能力ないですね…この間も酒に呑まれて…社長と一緒にベットで寝てたじゃないですか?」


「えっ!?えぇ~っ!?」

祐早斗さんと濱部社長が・・・


「何もなかったですよね…栗原さん」

「隣の本人に訊いて下さい…早くチェックアウトしないと…遅れますよ…」

栗原さんは口を動かしながらもネクタイを締め、身支度を終えていた。

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