オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
金屏風の前では会長と祐早斗さんが来賓者に挨拶。

「社長就任おめでとう御座います。祐早斗様」

「君は華さん!!?」

「華さんも来てくれたんだな…嬉しいな…(棒読み)」

祐早斗さんは余り、演技がお上手ではないよう。



「お前が呼んだのか?祐早斗」

「ダメでしたか?」

「・・・」
会長は黙ってしまった。

「じゃ華さん…ウチの秘書は忌引きでパーティーには不参加なので、俺の隣に居てくれるかな?」
「ゆ、祐早斗!?」


「そう…怒らないでくれ…連れ歩くだけだ…」

「親父、後の挨拶は任せる…俺は会場まで華さんをエスコートする」

「待てっ!?」

祐早斗さんは会長の大声を無視して、私を会場内にエスコートした。


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