オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
白木調のアルコープにアールグレーの壁。
玄関周りのプライバシーもキチンと確保されていた。

落ち着いた色合いの空間。

「此処ですね…」
栗原が部屋番号を確かめ、持っていたカードキーでドアを開けた。

「!?」

丁度隣の部屋からも誰かが出て来る。

「華?」

俺は隣人に挨拶しようと隣の部屋へと足を運んだ。

「社長?」

栗原も俺の後を付いて来る。

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