オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
「昨日…華さんは濱部社長にお持ち帰りされて…ひと晩明かしたんですね…」

「うるさい…黙れっ!!栗原」

「どうします?この部屋に住むの止めますか?」

「・・・」

俺はドアの開いた部屋の中に先に入って行く。

「待って下さい!!社長」

何もない広々とした空間。
濱部社長の部屋も同じ間取りだろう…

俺は盛大な溜息を吐き、フロアに座り込んだ。

「社長?」

「もっと早く帰国していれば…華は俺のモノだったのに…」

「早く帰国しても…二人の絆は切れませんよ…社長」
俺は栗原の言葉に強い衝撃を受けた。

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