元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。
「東の大陸には不思議なものが多いと聞いた。ティアリーゼを我々と同じ生き物にすればいい」
「んー、獣人にできるかどうかはわかんねぇけど、あいつんとこならなにかしらあるかもな。前、不死の泉とやらなんやらを求めて人間が荒らしに来たって怒ってたし」
「解決したな」
ふむ、と満足げなシュクルを見てわざとらしくつんのめると、キッカはこめかみを掻きながら溜息を吐いた。
「してねぇよ。そんなもんがあったとして、あいつが使わせると思うか? 人間なんか残らず滅ぼしちまえーって考えの奴だぞ」
「あまりだめだとは思いたくないが」
「話の通じる奴じゃねぇしなぁ。希望は捨てた方がいいぜ」
「んー、獣人にできるかどうかはわかんねぇけど、あいつんとこならなにかしらあるかもな。前、不死の泉とやらなんやらを求めて人間が荒らしに来たって怒ってたし」
「解決したな」
ふむ、と満足げなシュクルを見てわざとらしくつんのめると、キッカはこめかみを掻きながら溜息を吐いた。
「してねぇよ。そんなもんがあったとして、あいつが使わせると思うか? 人間なんか残らず滅ぼしちまえーって考えの奴だぞ」
「あまりだめだとは思いたくないが」
「話の通じる奴じゃねぇしなぁ。希望は捨てた方がいいぜ」