元勇者、ワケあり魔王に懐かれまして。
目の前にいるのは長年打ち倒すべきだと言われ続けてきた魔王なのだ。
「私がなんなのか、なんのためにここへ来たのかは知っているの?」
「わからない」
これもまた即答される。やはり冗談を言っているわけではないらしく、魔王は訝しげな表情をしていた。
「先ほどの人間は供物だと言っていた。が、そんなものを贈られる理由がない」
「そうね。私も自分が供物扱いされると思ってなかったわ」
「ならば、なんのためにここへ?」
淡々と尋ねられ、ティアリーゼの頭もつられて冷静になる。
(この人、意外と話ができるのかもしれない)
そんな思いが脳内をよぎった。
「私がなんなのか、なんのためにここへ来たのかは知っているの?」
「わからない」
これもまた即答される。やはり冗談を言っているわけではないらしく、魔王は訝しげな表情をしていた。
「先ほどの人間は供物だと言っていた。が、そんなものを贈られる理由がない」
「そうね。私も自分が供物扱いされると思ってなかったわ」
「ならば、なんのためにここへ?」
淡々と尋ねられ、ティアリーゼの頭もつられて冷静になる。
(この人、意外と話ができるのかもしれない)
そんな思いが脳内をよぎった。