見捨てられたはずなのに、赤ちゃんごとエリート御曹司に娶られました
「好きだよ、結衣。本当に可愛い」
「もう。恥ずかしいからやめて」
耳から首筋へと焦れるように移動する唇。ささやく言葉だけでなく、吐息までも甘い。
訴えかけた声音も、悶えるように身を捩りながらだからか、どことなくもどかしげに響いてしまい、余計に羞恥を煽られた。
「やめない。俺、恥ずかしそうな結衣の顔も好きだから。なんなら、他にどこを好きかも教えてあげようか。穏やかな眼差しでしょ、触り心地の良い柔らかな髪も好き」
まぶたへの優しいキスに胸を高鳴らせ、掬い上げた髪に口付けて不敵に微笑む彼に体を熱くさせる。
「魅力的な唇は、見てるとついついキスしたくなる」
そう言って、深く口付ける。
舌先を絡め合い、うっとりとしながら、彼の指先が私のパジャマのボタンを外すのを感じ取る。
下着姿になった私に、バスローブを脱ぎ捨てた彼の熱い肌が重なる。
指も舌先も受け入れれば、快楽が互いの間で生まれて、じわりと甘く広がる。
「すぐに俺に反応してくれる敏感な体も、隅から隅まで愛おしい」
和哉さんに愛されて、体が淫らに染まっていく。