まだ、青く。
玄関を出ると、凪くんは庭から自転車を出して来た。
「リュック乗せていいよ」
「ありがとうございます」
私が荷物を乗せ終わると、キーという音を立ててタイヤが回りだした。
凪くんは自転車を押すだけで乗らない。
きっと、話をするためにこうしてくれているのだろう。
ならば...と私は口を切った。
『あの』
また、だ。
あの時と同じように、
またハモった。
「夏目先いいよ」
「あ、うん。えっと、その...単刀直入に聞きます。なんで今日は...その......あんなに鑑先輩に突っ掛かったんですか?もし、何か事情があるなら言って下さい」
凪くんは自転車のブレーキをカチカチと動かした。
何かある。
何かあるから、動作に出る。
それは、兆くんから聞いて学んだ。
話してくれるまで待とう。
私は沈黙を恐れず、ただひたすら坂道を登った。
「リュック乗せていいよ」
「ありがとうございます」
私が荷物を乗せ終わると、キーという音を立ててタイヤが回りだした。
凪くんは自転車を押すだけで乗らない。
きっと、話をするためにこうしてくれているのだろう。
ならば...と私は口を切った。
『あの』
また、だ。
あの時と同じように、
またハモった。
「夏目先いいよ」
「あ、うん。えっと、その...単刀直入に聞きます。なんで今日は...その......あんなに鑑先輩に突っ掛かったんですか?もし、何か事情があるなら言って下さい」
凪くんは自転車のブレーキをカチカチと動かした。
何かある。
何かあるから、動作に出る。
それは、兆くんから聞いて学んだ。
話してくれるまで待とう。
私は沈黙を恐れず、ただひたすら坂道を登った。