恋愛アレルギー
それなのにこの2人は、あたしより先にその可能性に気がついて動いてくれていたのだ。


「そんなの答えは簡単ですよ。お兄ちゃんは日下部さんのことが――」


「余計なことは言わなくていいから!」


船見くんは洋子ちゃんの口を押さえて叫んだ。


顔が耳まで真っ赤になっている。


あたしはその様子をキョトンとして見つめていたのだった。
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