むすんで、ひらいて、恋をして
すると、莉生のお父さんがゆったりと微笑む。



「さすが、アリスちゃんは聡い子だね」



「いつから、おかしいと思ってたの?」



お母さんがイスに座って問いかける。



ふたりともこんな日がくることが、最初からわかっていたかのような態度。



……やっぱり、結婚してなかったんだ。



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