好きだよ。。。
そして、ランチタイム。香桜に今までのことを包み隠さず話した。香桜の驚いた顔はなかなか印象的だった。

「はぁ。。。私だったら、絶対断ってたわ、その合コン」

ため息をついて言う。そりゃそうだ。香桜には同棲して3年目の隆一さんと言う彼がいる。

「今、隆ちゃんがいるからだ、って思ったでしょ。いなくても!!断わる。つぐみは優しすぎるのよ。でも、災い転じて福となす、だわね。いい感じじゃない、彼、翔太君、だっけ」

「いいのかな・・・私、そんなキャラじゃないのに。年下男子にハマるなんて」

そういうつぐみに香桜は微笑んで言った。

「恋をしたらね、キャラなんてコロコロ変わるよ。こんなキャラじゃない、で自分の気持ちに蓋をしないで」

くしゃくしゃくしゃ・・・香桜はつぐみの思いっきり撫でて言った。

「翔太君に電話しな。彼も今、昼休みでしょ?夕食の約束ちゃんとしな。時間とか、場所とか」

それと同時に翔太君からラインが来た。

【今日、残業ありそう?こっちは定時で上がれそうだよ】

「電話のほうが早いよ、って。ほら!」

「うん。じゃあ・・・」

2コールで翔太君が出た。

「つぐみちゃん?電話くれるなんて嬉しいな」

「今、大丈夫?」

「うん、昼食べ終わって、自販機んとこ・・・って言っても分かんないよね。残業は?」

「こっちも今日は大丈夫そう」

「じゃあ、ちょっと余裕を持って6時にこのあいだのTOLLY'Sでどう?」

「うん、いいね」

「じゃ、その時に」

「うん、じゃあ」

通話をオフにしてもドキドキが止まらない。こんなんで、私、どうなっちゃうの?

そんな私の様子を見て、香桜がひやかしてきた。

「いいね、いいねぇぇぇ。恋の始まり、って感じ?」

「香桜は、毎日新婚気分でしょ!」

「まっあねぇ~ぃ!」

と余裕の表情。なんか悔しい!!

< 18 / 29 >

この作品をシェア

pagetop