【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング
突然のカミングアウトに笑わないと誓ったのに、笑いがこみ上げてくる。
思わず体を小さく小刻みに震わすと、顔を上げたレナが目をつり上げ「笑わないって言ったじゃないの!」と耳元で怒鳴った。
クックッとレナから顔を背け、小さく笑う。
「ごめん…ふはは…ごめんって」
「気にしてるのに…! だって全然成長しなかったんだもの。 妹のルナは背は小さいのに胸は大きいの。
はぁ~~~…どうして私って…」
思わず笑ってしまったのは、そんな小さな事を気にしている君が可愛すぎると思ったからだ。
俺にとってはレナの胸について気にした事はない。
顔を真っ赤にしてそれを気にする君がこんなにも愛おしい。
「俺、小さな胸好きだよ」
そう言うと、ぷうっと頬を膨らませてレナはまた怒り顔になる。
「でも男みたいって思われるのは嫌なものよ……」
「レナちゃんなら小さくても大きくても大好き。 だからそんな小さな事気にしないでよ。
それにレナちゃんは背も高くて細いから胸が小さいのは自然の原理だよ。」
「うっさい、馬鹿。 小さい小さい言わないでよ…!コンプレックスの一つなのに…!」
「可愛いなあーもうー」