【完】素直になれない君と二度目の溺愛ウェディング
「うわあ……」
待ち合わせ場所に着き私の車を見るなり海は大きな目を輝かせた。
「すっごい!かっこいいジャガーじゃん。 すっげーすっげー初めて乗るよ」
「ジャガーって言うの?私あんまり車には詳しくないから。 お父さんの趣味なのよ」
「これって新車?俺の給料じゃあいつまで経っても買えないよ~。すっげーな、レナちゃんは」
「私は運転出来ればどんな車だっていい主義なんだけど…。 そうなの、そんな高級車なのねこれは」
「やっぱりレナちゃんって超お嬢なんだね~」
「お嬢って言うのは止めて!そう言われるの嫌いなんだから!」
元々’お嬢様’と言われるのは嫌だった。
けれどやっぱり私は世間知らずのお嬢様だったのかもしれない。 父にそんな高級な物を買い与えられていたことにさえ気づかなかったのだから。
「へーへーすいません~! それより晴れて良かったね。 気温もちょうどいいし、正にピクニック日和って感じ」