独占欲が止まらない。クールな社長の裏の顔。
「さて、着替えもきたし昼でも食べにいくか。」
そういい社長は着替えに行ってしまった。
すぐに細身の黒いパンツに白いTシャツ、グレーのジャケットを羽織り出てきた。

有無を言わさず私を地下へ連れて行き、車に乗せられた。
車で1時間、たどりついたのは海。
あれ?なんでこんなところにいるんだろう、と呆けていると社長は車を降り私のドアを開けてくれる。
きゃー、ドアを開けさせてごめんなさい。
恐縮していると笑った顔の社長が

「ここのシーフードが美味しいんだ、久しぶりに食べたくなってさ。付き合ってよ。」

「是非!美味しいものはどんとこいです。」

「そうだと思ったよ。よかった、連れてきて。」

社長のお勧めを聞き、シェアするつもりでいくつか頼んだ。

「社長!本当に美味しいです!ごちそうさまでした。」
私はお腹いっぱいになり大満足。
社長といることに堅苦しさを感じなくなりなんだかちょっと砕けすぎてしまう。

「やっぱりここ美味いな。はぁ〜久しぶりに生きた心地がする。」

「よかったです。美味しいものは神ですね!」

「食べるものだけじゃない。誰と食べるかってことも大切なんだと思ったんだよ。」

「そう言っていただけて嬉しいです。私はこんなに美味しい物を昨日からいただいて明日死んじゃうのではないかと不安になります。」

「あはははは…。お前、精神論多いな。」

「社長に笑っていただけて何よりでございます!」

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