独占欲が止まらない。クールな社長の裏の顔。
「いただきます!」

私も社長もオムライスを頼み、それでは足りなさそうな社長はチキンソテーとサラダも追加する。
とろとろな卵が絶品なオムライス。

「美味いなぁ。絶妙な卵のとろけ具合にこのソースがまた美味い。」

「お口に合いましたか?そうですよね。私もこのオムライスに最近惚れ込んでます。社長にも喜んでいただけてよかったです。」

「今はプライベートだ。社長と呼ぶな。」

「今はプライベートなのですか?」

「そのつもりだったが…。」
社長は俯き加減でそう答えた。
その反応がなんだか可愛くてクスッと笑ってしまう。

「申し訳ございません。プライベートだとは思わず…。プライベートなら気を使わずにここにすぐ連れて来れたのですが。玲なら喜んでくれると思いました。」

俺はその言葉を聞き無意識に笑顔が溢れてしまった。
今まで1人では食べきれないので他のものを頼めなかった、と深山が言っていたため俺はチキンとサラダをサーブしてやると喜んで食べてくれた。

「今日は私がご馳走します。土曜日のお礼です。」
深山はそう言ったがもちろんそんなことはさせられない。

「俺がいくつ年上だと思ってる?お前はごちそうさまでした〜と笑っとけばいいんだよ。」

「あ、ありがとうございます…。」

今日はそのまま歩いて私のマンションまで送ってくれた。
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