また君と恋する
私は卒アルを見えないところにしまった。
「これは何だろうな〜。わあ、可愛いキーホルダー」
卒アルを片付けている間にまたお母さんが何かを出してきた。
げっ!
「それも私の!」
「由麻ちゃん、こんなの持ってたの?」
「う、うん。前に、と、友達から沖縄のお土産でもらって」
半分本当で、半分嘘。
イルカの形したキーホルダー。沖縄の美ら海水族館のお土産なのは本当。
もらったのは友達ではなく彼氏だけど。
付き合っている間に唯一もらったものだったから取っておいたんだった。
「せっかく可愛いんだから鞄につければいいのに」
「いいの。大切だから使いたくないの。てか、返して」
キーホルダーを取り返し、それも箱に入れてしまった。
後悔先に立たず。こんなことになるなら、もうちょっとちゃんと荷造りするんだった。
「これは何だろうな〜。わあ、可愛いキーホルダー」
卒アルを片付けている間にまたお母さんが何かを出してきた。
げっ!
「それも私の!」
「由麻ちゃん、こんなの持ってたの?」
「う、うん。前に、と、友達から沖縄のお土産でもらって」
半分本当で、半分嘘。
イルカの形したキーホルダー。沖縄の美ら海水族館のお土産なのは本当。
もらったのは友達ではなく彼氏だけど。
付き合っている間に唯一もらったものだったから取っておいたんだった。
「せっかく可愛いんだから鞄につければいいのに」
「いいの。大切だから使いたくないの。てか、返して」
キーホルダーを取り返し、それも箱に入れてしまった。
後悔先に立たず。こんなことになるなら、もうちょっとちゃんと荷造りするんだった。