また君と恋する
思ったよりも時間がかかった片付けを終えて1階へ降りる。
リビングのテレビ前のテーブルで虹心と早瀬君を見つけた。
早瀬君が子供といるところなんて見たことなかったから……なんかキュンなんですけど。
────て、違くて。
「あの、虹心の面倒を見てくれて、ありがとう」
お礼を言ってなかったので、恐る恐る声をかけた。
「あっ、由麻ちゃん。見てー。ミニキュアのぬり絵したの」
先に虹心に話しかけられて早瀬君の反応を見ることができなかった。
「上手だね」
褒めると満足そうにぬり絵の続きに取りかかった。
早瀬君はその様子をジーッと見ているだけ。
すると、後ろから声をかけられた。
「由麻ちゃん、片付けは終わったの?」
山吹のお婆ちゃんだ。
リビングのテレビ前のテーブルで虹心と早瀬君を見つけた。
早瀬君が子供といるところなんて見たことなかったから……なんかキュンなんですけど。
────て、違くて。
「あの、虹心の面倒を見てくれて、ありがとう」
お礼を言ってなかったので、恐る恐る声をかけた。
「あっ、由麻ちゃん。見てー。ミニキュアのぬり絵したの」
先に虹心に話しかけられて早瀬君の反応を見ることができなかった。
「上手だね」
褒めると満足そうにぬり絵の続きに取りかかった。
早瀬君はその様子をジーッと見ているだけ。
すると、後ろから声をかけられた。
「由麻ちゃん、片付けは終わったの?」
山吹のお婆ちゃんだ。