極上パイロットの赤ちゃんを溺愛初夜で宿しました

有子は何気なく言っただけだろうが、美羽が過剰に反応する。気が動転してスプーンを落とすほどだった。

翔が拾い上げ、箱から新しいスプーンを取り出す。


「母さん、そういう先走った発言はやめてくれ。美羽が驚くじゃないか」
「そう? でも仲がいいからきっとすぐよ」
「だからその発言」


翔にもう一度諌められ、有子が肩をすくめながら美羽を見る。


「プレッシャーになっちゃう?」
「あ、いえ、私はその……」


どう返したらいいのか言葉が見つからずしどろもどろ。まだぺったんこのお腹を無意識に触った。


「美羽さん、以前より少し痩せた?」


今度はいきなり体のことを指摘されて動揺する。事実、有子の言うように妊娠以前よりも体重は減っている。吐きづわりではないが、あまり食べられないせいだろう。
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