私の推しは世界一!!
私は‥‥‥、利穏くんの何だろう?
先輩?オタ友?お姉ちゃんの友達?
私は__?
「私は、無関係だよ?行っておいで?」
そう、無関係。
後輩なんておこちゃま。
利穏くんは嫌味で苦手。
そう、思うのに。
あれ‥‥‥?何でだろう‥‥‥。
利穏くんの隣にたつ女の子を思い浮かべると‥‥‥、
胸が苦しい、な‥‥‥。
「そうですか。では、誘ってこようと思います。」
と言うと、そのまま立って校舎へ向かって行った。
「あ‥‥‥。」
と思わず声を出してしまった。
『行かないでほしい。』と
とっさに思っても、もう遅くて。
「なんで、なんでこんな気持ちになるんだろう。」
言えばよかったのかな。
『行かないで』って。
いや、それよりも前に『行かない』って言わなきゃよかったのかも。
「あはは‥‥‥。これじゃ、まるで、」
まるで、恋、してるみたい‥‥‥。