❤︎キミのことが好きすぎて、病んじゃいました❤︎【1】
「……もぉ、嫌だなぁ〜。ほら、これ飲んで」

「んぐっ……!」

 なにかを飲ませてきた菫くん。

 すると、意識がどこかへ行ってしまった。




「起きた?」

「っ……!」

 不安。もう嫌だ……。

「嫌だ……!来ないで!やめてもう嫌!」

「なにが嫌なの?あ、俺がいなくなるのが嫌なのか。ほら、大丈夫だよ」

 ギュッと抱きついてきた菫くんを払うようにしたら、頬に手が当たってしまった。

「っ……!」

「……痛った……」

「ご、ごめん、ねっ……」

 身体の奥深くから、不安が浮き出てきて。

「意味わかんないんだけど、なんでお前がさ、俺に抵抗するわけ?お前は所詮俺の犬だろ?」

「えっ……?」

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