❤︎キミのことが好きすぎて、病んじゃいました❤︎【1】
「えっ……?」

「苺!」

「隼人くん!」

「おい!お前苺になにしてるんだよ!!」

「は、隼人くん、落ち着いてっ……」

「落ち着けるかよ!?」

 た、たしかに、普通自分の彼女が知らない人に抱きしめられてたら、たまったもんじゃないよねっ……。

「ご、ごめんねっ……」

「苺は悪くないから、ごめんね」

「……苺は僕のなのに……」

「あ?てめぇは黙って——」

「生まれた時から苺は僕のって決まってたのに、僕のものになる為に生まれてきたっていうのに、こんなヤツと付き合ってた……?ふざけんなよマジで……苺は俺の、俺の……」

「菫、くん……?」

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