❤︎キミのことが好きすぎて、病んじゃいました❤︎【1】
「苺……」

「っ……!」

 菫くんはさっきとは全然ちがう雰囲気になっていて、まるで周りが黒くなっているようだ。

「だめだよぉ……苺は僕のだもん」

 迫り来る菫くんに対して後ろに下がるけれど、すぐ壁に当たる。

「やぁっ……!こないで……!!」

「なんで……?」

 ちがうちがう、こんなの菫くんじゃない……!

「やめてぇっ……!こないでっ……!」

 菫くん、ごめんねっ……こんなこと言って……でも、こればっかりは無理だよぉっ……。

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