【完結】年上御曹司と始める幸せお見合い結婚



「いただきます」と手を合わせ、ふたりでカレーを食べる。

「うん、うまい!」

「本当に?良かった」

 梓さんは何でも美味しいと食べてくれるけど、その中でも特にカレーは大好物のようで、いつもおかわりをしてくれるから、作ったかいがある。

「あれ、ちょっとスパイス変えた?」

「え、分かります?」

 今回はラッシーにあわせてスパイスをいつもよりもちょっと多めのカレーにしたのだ。

「分かるよ。俺こっちのほうが好きかも。スパイス効いてて美味しいすごく」

 カレーを口に運ぶ梓さんは、よっぽどおいしかったのか、相当気に入ってくれたみたいだった。

「おかわりしますか?」

「食べるよもちろん。すごくうまい。何倍でもイケるよ」

「嬉しい。ありがとう」 

 そう言って笑顔をくれる。そしてラッシーを飲んだ梓さんは「ん、ラッシーもめちゃくちゃうまい! カレーに合うよ」と言って笑ってくれた。

「ありがとう。良かった」

「カレーもラッシーも200点満点だ。サイコーだよ」

「ありがとう、梓さん」

 こうやって好きな人に料理を褒めてもらえるのは、すごく嬉しい。
< 108 / 112 >

この作品をシェア

pagetop