男装即バレ従者、赤ちゃんを産んだらカタブツ皇帝の溺愛が止まりません!
セリウスもまた私と同様に一夜で業務マニュアルを暗記し、元来の利発さと深い知識を存分に活かして見事な仕事ぶりを発揮していた。
以前、ふたりきりになった時に『姉様がちゃんと幸せでいられるように、俺が近くからプレッシャーをかけておかなくちゃ』などと冗談めかして口にしていたけれど、言葉に反し彼の目は真剣だった。私を案じてくれる彼の心が素直に嬉しかった。
「国民から温かな拍手と応援の声をもらって、逆に力をもらったわ」
「姉様らしいや」
「本当に、セリーヌ様はなんて頼もしいんでしょう」
私の言葉にセリウスはヒョイと肩を竦めて笑み、隣に立っていたお義母様は眩しいもの見るように目を細めた。
以前、ふたりきりになった時に『姉様がちゃんと幸せでいられるように、俺が近くからプレッシャーをかけておかなくちゃ』などと冗談めかして口にしていたけれど、言葉に反し彼の目は真剣だった。私を案じてくれる彼の心が素直に嬉しかった。
「国民から温かな拍手と応援の声をもらって、逆に力をもらったわ」
「姉様らしいや」
「本当に、セリーヌ様はなんて頼もしいんでしょう」
私の言葉にセリウスはヒョイと肩を竦めて笑み、隣に立っていたお義母様は眩しいもの見るように目を細めた。