男装即バレ従者、赤ちゃんを産んだらカタブツ皇帝の溺愛が止まりません!
私はアーサーを両腕に深く抱き上げ、ゼネダ様は空いた手にスッとティーカップを取った。
「ふん、調子のいいやつだ。……では、気を取り直して乾杯!」
「「乾杯!」」
授乳のためにアルコール摂取を控える私に合わせ、大の大人たちが紅茶で乾杯する様子はなんとも微笑ましく、私の心を温かにしてくれる。
「やはりお前は救国の女神より、俺だけの女神でいてくれ」
盛り上がりの最中にサイラス様から囁かれ、ボンッと頬が朱色に染まる。さらに間が悪いことに、サイラス様の声は周囲にもしっかりと聞こえていたようで、皆から注ぐ生温い視線が痛い。
「駄目ですよ、サイラス様! 皆さんに聞かれていますから!」
「なに、聞かせてやればいい。誰に憚ることはない、俺はお前を愛している。もちろん、アーサーも俺の宝だ」
「ふん、調子のいいやつだ。……では、気を取り直して乾杯!」
「「乾杯!」」
授乳のためにアルコール摂取を控える私に合わせ、大の大人たちが紅茶で乾杯する様子はなんとも微笑ましく、私の心を温かにしてくれる。
「やはりお前は救国の女神より、俺だけの女神でいてくれ」
盛り上がりの最中にサイラス様から囁かれ、ボンッと頬が朱色に染まる。さらに間が悪いことに、サイラス様の声は周囲にもしっかりと聞こえていたようで、皆から注ぐ生温い視線が痛い。
「駄目ですよ、サイラス様! 皆さんに聞かれていますから!」
「なに、聞かせてやればいい。誰に憚ることはない、俺はお前を愛している。もちろん、アーサーも俺の宝だ」