幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
堤防の決壊からデリモを守ったためか、町民達のこちらを見る目が、以前と変わり過ぎていて恐怖を覚えてしまいそうだ。
「これもまた、手のひら返しよね……」
遠い目になったリーゼは、ぼそりと吐き捨てた。
常にフランチェスカよりリーゼロッテを優先していたくせに、スキルが望んでいたものではなかったとたん、リーゼに冷たく当たるようになった公爵。
公爵に追い出されなかったら、こうしてデリモに来ることはなかったし、リーゼの"硬化"スキルが、こんな使い方で役立つなんて気づくこともなかった。
「大丈夫、リーゼはいい領主になる」
「ありがと、リリンダ。大好き」
「主、吾輩は? 吾輩のことは?」
「もちろん、シドのことも大好き!」
デリモの地で、ようやくリーゼの領主としての仕事が始まろうとしている。
これから、何が起こるかわからないけれど、皆がいてくれるのなら大丈夫だ。
領主として正式に認められたことにより、リーゼの日課は大きく変化した。
午前中は、領主の仕事。主にリーゼに会いに来る人との面会だ。そして、午後からは勉強時間である。
「これもまた、手のひら返しよね……」
遠い目になったリーゼは、ぼそりと吐き捨てた。
常にフランチェスカよりリーゼロッテを優先していたくせに、スキルが望んでいたものではなかったとたん、リーゼに冷たく当たるようになった公爵。
公爵に追い出されなかったら、こうしてデリモに来ることはなかったし、リーゼの"硬化"スキルが、こんな使い方で役立つなんて気づくこともなかった。
「大丈夫、リーゼはいい領主になる」
「ありがと、リリンダ。大好き」
「主、吾輩は? 吾輩のことは?」
「もちろん、シドのことも大好き!」
デリモの地で、ようやくリーゼの領主としての仕事が始まろうとしている。
これから、何が起こるかわからないけれど、皆がいてくれるのなら大丈夫だ。
領主として正式に認められたことにより、リーゼの日課は大きく変化した。
午前中は、領主の仕事。主にリーゼに会いに来る人との面会だ。そして、午後からは勉強時間である。