幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
いずれ専門の教師を雇おうという話にはなっているが、今のところ教師を探している余裕はなく、この屋敷にいる者の中で一番博識なアルダリオンが教師役を買って出てくれた。
「ねぇ、ヴハ王国って今どんな感じなの?」
リーゼの問いにアルダリオンは首をかしげる
「ほら、この領地はヴハ王国と国境を接しているでしょ。公爵は、ヴハ王国が攻めてきたら、デリモは捨てて逃げるようにって言ってるけど……領主としてそれはやっちゃいけないなって思ってるの」
公爵領全体から見れば、それが正しい判断なのかもしれないが、この地で暮らしている人達にとってはたまったものではない。
領主としてこの地に赴任した以上、彼らの生活もきっちり守ろうとリーゼは思っている。
「当面、攻めてくる気配はないと思いますよ、リーゼお嬢様。ひとつ懸念があるとすれば」
アルダリオンは、長い指を顎に当てて考える仕草をする。
(やっぱり、エルフって美形だなぁ……)
リーゼは、そんなアルダリオンの様子をぼうっと見ている。命の恩人だというけれど、彼だってリーゼの命の恩人なのに。
「ねぇ、ヴハ王国って今どんな感じなの?」
リーゼの問いにアルダリオンは首をかしげる
「ほら、この領地はヴハ王国と国境を接しているでしょ。公爵は、ヴハ王国が攻めてきたら、デリモは捨てて逃げるようにって言ってるけど……領主としてそれはやっちゃいけないなって思ってるの」
公爵領全体から見れば、それが正しい判断なのかもしれないが、この地で暮らしている人達にとってはたまったものではない。
領主としてこの地に赴任した以上、彼らの生活もきっちり守ろうとリーゼは思っている。
「当面、攻めてくる気配はないと思いますよ、リーゼお嬢様。ひとつ懸念があるとすれば」
アルダリオンは、長い指を顎に当てて考える仕草をする。
(やっぱり、エルフって美形だなぁ……)
リーゼは、そんなアルダリオンの様子をぼうっと見ている。命の恩人だというけれど、彼だってリーゼの命の恩人なのに。