幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
リーゼがじっと見つめると、サージはうぅと唸って視線をそらしてしまった。
「そりゃあありがてぇな。だが、俺は人の世話になる気はないんだ」
リーゼの誘いにムラトは笑っただけだった。そこに無理をしている気配はない。ひとりの方がいいなら放置してあげた方がいいのかもしれないけれど。
「この鉱山、まだ利用価値はある?」
「そうだな。そう多くは取れないが、やり方によっちゃうまくいくと思うぞ」
「じゃあ、やっぱりリーゼの家においでよ。お願いしたい仕事がたくさんあるんだ」
仕事、という言葉にムラトの表情が変わった。パッと満面の笑みを浮かべる。
「ここの調べが終わったら、あんたの屋敷に行く。それでいいか?」
「――うん!」
こうして、また、新たな家族が増える。リーゼの新しい家族が。
「リーゼお嬢様は、本当に甘いですね……!」
「お前も主に拾われた身のくせに、何を言うんだ」
アルダリオンが額に手を当てる。行き倒れているところを拾われたという点では、アルダリオンもムラトと同じようなものなのに。
「そりゃあありがてぇな。だが、俺は人の世話になる気はないんだ」
リーゼの誘いにムラトは笑っただけだった。そこに無理をしている気配はない。ひとりの方がいいなら放置してあげた方がいいのかもしれないけれど。
「この鉱山、まだ利用価値はある?」
「そうだな。そう多くは取れないが、やり方によっちゃうまくいくと思うぞ」
「じゃあ、やっぱりリーゼの家においでよ。お願いしたい仕事がたくさんあるんだ」
仕事、という言葉にムラトの表情が変わった。パッと満面の笑みを浮かべる。
「ここの調べが終わったら、あんたの屋敷に行く。それでいいか?」
「――うん!」
こうして、また、新たな家族が増える。リーゼの新しい家族が。
「リーゼお嬢様は、本当に甘いですね……!」
「お前も主に拾われた身のくせに、何を言うんだ」
アルダリオンが額に手を当てる。行き倒れているところを拾われたという点では、アルダリオンもムラトと同じようなものなのに。