幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
「それなら、シドも同じようなもんだろ? あ、俺とリリンダは違うからな。俺達はリーゼ嬢ちゃんの護衛として雇われたんだから」
「吾輩は! 吾輩の主としてふさわしい人間を探していただけだ! 迷子になっていたわけじゃないぞ!」
シドの言葉に、笑い声が起こる。それは、リーゼの心を温かくした。
こうやって、人を集めていたら、皆、デリモのことを好きになってくれるかもしれない。
――結果として。
ムラトのスカウトは非常に大きな役に立つことになった。
一週間かけ、心行くまで坑道を調べつくしたムラトは、調査結果を持って約束通り領主の屋敷を訪れた。
やはりデリモの鉱山にはコルダイトが含まれていたそうだ。これについては、町や村の長達と相談して、採掘を始めていこうと思う。抽出に必要な技術は、ムラトが提供してくれることになった。
「ムラトには、他にもお願いしたいことがあるの。土木工事については、何か知らない?」
領主の屋敷にある執務室は、今は多数の人が出入りする場所となった。部屋の中央に置かれた大きなテーブルには、リーゼとムラトだけではなく、この屋敷の住民達が座っている。
「土木工事?」
「吾輩は! 吾輩の主としてふさわしい人間を探していただけだ! 迷子になっていたわけじゃないぞ!」
シドの言葉に、笑い声が起こる。それは、リーゼの心を温かくした。
こうやって、人を集めていたら、皆、デリモのことを好きになってくれるかもしれない。
――結果として。
ムラトのスカウトは非常に大きな役に立つことになった。
一週間かけ、心行くまで坑道を調べつくしたムラトは、調査結果を持って約束通り領主の屋敷を訪れた。
やはりデリモの鉱山にはコルダイトが含まれていたそうだ。これについては、町や村の長達と相談して、採掘を始めていこうと思う。抽出に必要な技術は、ムラトが提供してくれることになった。
「ムラトには、他にもお願いしたいことがあるの。土木工事については、何か知らない?」
領主の屋敷にある執務室は、今は多数の人が出入りする場所となった。部屋の中央に置かれた大きなテーブルには、リーゼとムラトだけではなく、この屋敷の住民達が座っている。
「土木工事?」