幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
「あの、ここで働くのが嫌になったら、いつ出て行っても大丈夫だからね? ……その、私が誘ったから、帰れなくなったとかそういうのはなしにしてほしいの」
「リーゼは、余計なことに気を回すんだな」
リーゼの言葉に、ムラトはガハハと豪快な笑い声を上げた。
「心配するなって。ここにいるのが嫌になったら、俺はちゃんと話をするさ。ここは、居心地がいいから好きなんだよ。専用の炉もあるし、面白いスキルを持ってるのもいるしな」
「それって、私のことだよね!」
ムラトは、リーゼの"硬化"を、誰よりも買ってくれている気がする。無理をしてここにいるのでなければ、リーゼとしては嬉しい。彼の好意に甘えてしまおう。
「……嫌じゃないだろ」
「嫌じゃないね!」
こんなやり取りができるのも、公爵家を出たからだ。
(明日のお弁当は、リリンダと一緒に作ろう)
皆に喜んでもらえたら、リーゼも嬉しいのだ。
* * *
翌日。リーゼは朝からリリンダと一緒に、サンドイッチを作った。
この屋敷に人手が足りないのはよくわかっているから、自分に手伝えることがあればどんどん手伝っていくことにしていた。
「リーゼは、余計なことに気を回すんだな」
リーゼの言葉に、ムラトはガハハと豪快な笑い声を上げた。
「心配するなって。ここにいるのが嫌になったら、俺はちゃんと話をするさ。ここは、居心地がいいから好きなんだよ。専用の炉もあるし、面白いスキルを持ってるのもいるしな」
「それって、私のことだよね!」
ムラトは、リーゼの"硬化"を、誰よりも買ってくれている気がする。無理をしてここにいるのでなければ、リーゼとしては嬉しい。彼の好意に甘えてしまおう。
「……嫌じゃないだろ」
「嫌じゃないね!」
こんなやり取りができるのも、公爵家を出たからだ。
(明日のお弁当は、リリンダと一緒に作ろう)
皆に喜んでもらえたら、リーゼも嬉しいのだ。
* * *
翌日。リーゼは朝からリリンダと一緒に、サンドイッチを作った。
この屋敷に人手が足りないのはよくわかっているから、自分に手伝えることがあればどんどん手伝っていくことにしていた。