幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
アルダリオンが、リーゼには意味を理解できない言葉を紡ぎ始めた。アルダリオンの身体の周囲に、ぶわりと風が立ち込める。
そして、その風は、一気にヴハ王国の軍へと吹き付けて行った。ヴハ王国の軍のところで、竜巻が起こったように見えた。地面から土ぼこりが立ち上り、ますます彼らの混乱は大きくなったようだ。
「何をやったの?」
「地面にまき散らされた泥団子の破片をもう一度舞い上げてやっただけですよ。馬が苦手とする香りをかがされれば、彼らをより混乱させることができますからね」
たしかに、風を上手に操れば、そのくらいのことはできそうだ。なんだか、敵軍が気の毒になってきた――と、そうリーゼが思った時。
「おや、先方も風の魔術師がいたようですね」
アルダリオンが感心したようにつぶやいた。アルダリオンが巻き上げた土は、敵の魔術師によって散らされてしまったようだ。
そんな中、馬を上手に御した一団が、こちらに向かって進んできた。どうやら、混乱の中を抜け出てきたらしい。
「大変、すぐに壁のところまで到達しちゃう」
「問題ありませんよ、リーゼお嬢様」
そして、その風は、一気にヴハ王国の軍へと吹き付けて行った。ヴハ王国の軍のところで、竜巻が起こったように見えた。地面から土ぼこりが立ち上り、ますます彼らの混乱は大きくなったようだ。
「何をやったの?」
「地面にまき散らされた泥団子の破片をもう一度舞い上げてやっただけですよ。馬が苦手とする香りをかがされれば、彼らをより混乱させることができますからね」
たしかに、風を上手に操れば、そのくらいのことはできそうだ。なんだか、敵軍が気の毒になってきた――と、そうリーゼが思った時。
「おや、先方も風の魔術師がいたようですね」
アルダリオンが感心したようにつぶやいた。アルダリオンが巻き上げた土は、敵の魔術師によって散らされてしまったようだ。
そんな中、馬を上手に御した一団が、こちらに向かって進んできた。どうやら、混乱の中を抜け出てきたらしい。
「大変、すぐに壁のところまで到達しちゃう」
「問題ありませんよ、リーゼお嬢様」