幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
「"硬化"は、女神の愛を具現化できる者だけ、"神聖魔術"として発展させることができるのですよ。デリモの領主、リーゼ様は、女神によって"聖女"として認められたお方ですよ」
公爵のことを懐かしく思っているわけではないけれど、正面に立たれると少し怖い。リーゼを力づけるように、アルダリオンは公爵とリーゼの間に立った。
「外れスキルは、外れスキルだ。聖女になんてなれるはずはない!」
公爵がそう口にした時だった。派手な音がして、ステンドグラスが割れる。
「――やれやれ、王宮の結界を破るのにずいぶん手間取ってしまった」
「何者ですか!」
床に色ガラスが降り注ぐ中、アルダリオンは素早くリーゼを抱えて後ろに飛びのく。
「王宮に魔族が侵入した!」
扉がバンッと音を立てて開かれ、元の姿になったシドが飛び込んできた。
「リーゼお嬢様、下がってください」
「主、吾輩から離れるな!」
アルダリオンは床に下ろしたリーゼの前に立ち、彼に並ぶようにしてシドがリーゼを背後に庇う。
「……魔族が、どうしてこんなところに来たんだい?」
公爵のことを懐かしく思っているわけではないけれど、正面に立たれると少し怖い。リーゼを力づけるように、アルダリオンは公爵とリーゼの間に立った。
「外れスキルは、外れスキルだ。聖女になんてなれるはずはない!」
公爵がそう口にした時だった。派手な音がして、ステンドグラスが割れる。
「――やれやれ、王宮の結界を破るのにずいぶん手間取ってしまった」
「何者ですか!」
床に色ガラスが降り注ぐ中、アルダリオンは素早くリーゼを抱えて後ろに飛びのく。
「王宮に魔族が侵入した!」
扉がバンッと音を立てて開かれ、元の姿になったシドが飛び込んできた。
「リーゼお嬢様、下がってください」
「主、吾輩から離れるな!」
アルダリオンは床に下ろしたリーゼの前に立ち、彼に並ぶようにしてシドがリーゼを背後に庇う。
「……魔族が、どうしてこんなところに来たんだい?」