幼女で領主で聖女様!?名前を奪われ外れスキルと追放されたけど、辺境の地でなりあがる!
リーゼの前に立ちふさがったサージは、動揺しているようだった。彼もまたリーゼと同じく、魔族の真の姿を目の当たりにするのは初めてだったのだろう。
「リリンダ、リーゼを守れ!」
「わかった!」
リリンダがリーゼを引き寄せる。いつの間にかアルダリオンは、リーゼの側に移動していた。
「……リーゼお嬢様の目に、あんな醜悪な姿をさらすなんて許せませんね」
「え、そこ? そこなの?」
今の状況でそんな発言ができるなんて、アルダリオンは意外と余裕なのではないだろうか。だが、リーゼの前にアルダリオンは、サージ同様護衛から奪ってきたらしい剣を差し出した。
「お願いできますか?」
「もちろん。かたくなぁれ!」
アルダリオンの持つ剣もまた、眩い光を放つ。
「……リリンダ。リーゼ、どうしたらいい?」
「大丈夫、リーゼは団長達を信じていればいい」
ギギッと音を立てそうな動きで、魔族は国王夫妻の方に目をやった。そして、盾を持った二本の腕を振り上げる。
上から振り下ろされた盾を、シドは勢いよく横に飛ぶことで避けた。床に着地するのと同時に大きく跳躍し、盾を持った腕に爪で切りつける。
「リリンダ、リーゼを守れ!」
「わかった!」
リリンダがリーゼを引き寄せる。いつの間にかアルダリオンは、リーゼの側に移動していた。
「……リーゼお嬢様の目に、あんな醜悪な姿をさらすなんて許せませんね」
「え、そこ? そこなの?」
今の状況でそんな発言ができるなんて、アルダリオンは意外と余裕なのではないだろうか。だが、リーゼの前にアルダリオンは、サージ同様護衛から奪ってきたらしい剣を差し出した。
「お願いできますか?」
「もちろん。かたくなぁれ!」
アルダリオンの持つ剣もまた、眩い光を放つ。
「……リリンダ。リーゼ、どうしたらいい?」
「大丈夫、リーゼは団長達を信じていればいい」
ギギッと音を立てそうな動きで、魔族は国王夫妻の方に目をやった。そして、盾を持った二本の腕を振り上げる。
上から振り下ろされた盾を、シドは勢いよく横に飛ぶことで避けた。床に着地するのと同時に大きく跳躍し、盾を持った腕に爪で切りつける。