彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目
この状況が、理解不能な私。
固まる顔面とは裏腹に
脳内は、大パニック状態。
「デビュー直前で、
写真撮られるとかヤバいから。
みくるの家に、上がらせてもらうわ」
えっ……ええ?!
「家の中に……入るの……?」
「良いだろ?」
待って。待って。
良くない。良くない。
まだ私は、
現実を受け止めきれなくて。
頭の中
ごっちゃごちゃの、
ぐっちゃぐちゃだから。
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