【完】孤独なメイドは執事を独り占めしたい
「俺に優しいキスをされてもか?」








テオが本気で聞いているのかふざけて聞いているのか一瞬分からなくなったアルマ。あまり気にしないでテオの問いかけに答えた。









「ボク、テオ様とはキスなんてしてませんよね?」










完全にキスをしていたと思っていたルイスはアルマの発言を聞いて驚いたのと同時に安心した。










「寸止めだったな。だが、次は本気でするつもりだ。.....今日はこれでやめておこう。執事の怒りが限界になる前にな」










余裕な表情でルイスを見たテオ。まるで宣戦布告しているかのようだった。
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