独占欲強めな御曹司は政略妻のすべてを奪いたい
「ありがとうございます。……透哉さん?」
振り向くと、透哉さんは私に釘付けになっていた。
「琴子のウエディングドレス姿はきれいすぎて、誰にも見せたくないな」
真顔で囁かれ真っ赤になる。
お世辞だとわかっていても心臓がきゅんとした。
「そんな……。ドレスがきれいなだけです」
「こうして俺の腕の中に閉じ込めておきたくなる」
背の高い彼にすっぽりと抱き締められ、私は動揺した。
彼に触れてもらうのはうれしいけれど、ここはドレスサロンだ。いつ誰がやってくるかわからない。
「透哉さん、だめです……」
「少しくらいいいだろ?」
「でも……」
「お待たせしました。……あら透哉、いつの間にここへ?」
危惧していた通り、そこへ玲於奈さんが戻ってきて、フィッティングルームのカーテンを開けてしまった。抱き合う私たちに、彼女は面食らった顔をする。
「す、すみません、ファスナーが上がらなくて透哉さんに手伝ってもらったんです」
動じる様子もない透哉さんから離れて事情を説明した。
振り向くと、透哉さんは私に釘付けになっていた。
「琴子のウエディングドレス姿はきれいすぎて、誰にも見せたくないな」
真顔で囁かれ真っ赤になる。
お世辞だとわかっていても心臓がきゅんとした。
「そんな……。ドレスがきれいなだけです」
「こうして俺の腕の中に閉じ込めておきたくなる」
背の高い彼にすっぽりと抱き締められ、私は動揺した。
彼に触れてもらうのはうれしいけれど、ここはドレスサロンだ。いつ誰がやってくるかわからない。
「透哉さん、だめです……」
「少しくらいいいだろ?」
「でも……」
「お待たせしました。……あら透哉、いつの間にここへ?」
危惧していた通り、そこへ玲於奈さんが戻ってきて、フィッティングルームのカーテンを開けてしまった。抱き合う私たちに、彼女は面食らった顔をする。
「す、すみません、ファスナーが上がらなくて透哉さんに手伝ってもらったんです」
動じる様子もない透哉さんから離れて事情を説明した。