この恋は狂暴です
《乃野side》

―――――――――― ホッとしている自分がいる。
さっきまで覚悟できていたのに.
薫になら、・・薫だからいいと思ってたのに
 ・・・怖い ・・。

薫と、ずーっと一緒に居たいし、できれば一つになりたいよ。

だけどやっぱり。
初めてって血が出るくらい痛いって聞くし。
確か、中学の仲間がそういう経験の後、下半身に激痛が走るとか 
・・なんとか

う。 やっぱり無理かも。



「乃野。」
薫にまた抱きしめられた。 「?!」 何度抱きしめられても赤面する私。
「な・・何?薫?」
すると薫はスゴ―――く意地悪く笑って、
「一緒には寝よーな♪」

「?!」
 な、なんで(♪)? あ、あやしいよ ・・・薫?


そんな疑問を抱きつつ、一つしかないベッドに2人して寝転がる。
私は恥ずかしいから、薫に背を向けていた。

でも 
・・・その姿勢はかえってヤバかった。



《薫side》

ムカッ。 俺に背を向けて寝る気かこいつ。
でも
その姿勢の方が、どっちかというと
・ ・ ・ ・ 触りやすいんだよね――― ♪
「っひゃっ!!」
俺が後ろから腰に腕を回した瞬間、乃野は体をビクッと揺らした。
「か、薫?し、しないんだよね?」 乃野が恐る恐る聞く。
「ん――――― 。しないよ。 でも、もっと近くで寝てもいいんじゃないかなーって思ってさ♪」
俺はうなじあたりに口を近づけて言う。
「――――――――――― !!!」 ビクッっとまた、乃野の体が揺れる。


《乃野side》
―――――――――― っつ!もお―――っ(怒)絶対遊んでる!
そ、そんなにくっつかないで―――――ッ!!
そんなに近いと ・・心臓の音まで聞こえちゃうよ――― ・・・あ、 ・・・なんか、めまいしてきた・・
な、なんとかもう少し距離をおかないと、私、もたないよ~~~っ薫のばか―――っ!!!


《薫side》

ん?なにやら抵抗してやがるな。 ・・・ふっ
俺は乃野の首筋にキスをする。 何度も。
その度に乃野の体は反応する。
どこまで我慢できるかな?

俺もだけど(笑)

そうして腰にまわした腕をゆっくり動かす。
< 15 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop