この恋は狂暴です
《薫side》
なんだよっ!ファンて!お前彼女だろっ!
もっと堂々としてりゃいいのに!ホントバカ女!!
あんな奴らにも絡まれてるし、――っくそっ!
「薫っ!」
後ろで声がした。この声は桃弥、
「げっ!!」 俺の顔を見て驚いてる。
「なんだよ。」 俺はいま、超、キゲンが悪い。
「なんだよって、お前こそなんだよ?その顔っ!」
桃弥はツッこんでくる。
「あー、ちょっとな」
「昔に戻るなよー?薫っ」ニシッと笑う桃弥。
「誰がっ・・」
「保健室行くか?」 「ん――― ・・いやいい。」
今は保健室に行く気ない。凛子ちゃんに喰われそーだし。
「じゃ、屋上いくか?」ニッと笑って指を上に向けた。
「ん。そうすっか。」
「あ、でも一応、顔は洗っておけよ」 その桃弥の忠告に俺は面倒ながらも従った。
・・・確かにこの顔じゃぁ怖いよな。
「姫に手当てしてもらえば?俺、呼んでこようか?」
桃弥のその言葉に、
「いや。・・いいよ呼ばなくて。」 と答えた。
「??あの後、姫と仲直りしてないのか?」桃弥は朝の出来事の事を言ってるんだろう。
「ん―――」俺は疑問に思っている事を桃弥に聞いてみる事にした。
「あのさ、あいつって俺の彼女っていう自覚あるのかなぁ?」
「!」
桃弥は少し驚いた顔をしたが、すぐに
「あ、ああ――― ・・なるほどねぇ」 と何か納得したような返事をした。
「?」
「んー、なんかさ、薫と姫って、付き合ってる感じがしないんだよね?朝だって、帰るときだって、別に一緒ってワケじゃないだろ?
たまに一緒の所は見かけるくらいで。
まぁまだ日数も日数なんだけど、フツーは付き合ったその日からラブラブモードじゃね?」
うっ、
「だから、周りの奴らも2人は付き合ってるんじゃなくて、単に俺のいつもの遊びって思ってるかもな」
!!!―――――――――――――っつ?!
桃弥にそう言われて、俺はハッとした!
「だあ――――っ!言われてみれば、俺、乃野の連絡先も知らねー」
「は?!」 桃弥はポカンとした顔で俺を見た。
「マジで?それ冗談じゃなく?」 桃弥が聞きなおす。
「ん――――。だって今まで、女に連絡先聞いた事ねーし。聞かれても教えた事ねぇから。つい、忘れてた。」
俺がそう答えると、
「姫、カワイソ―――っ!やっぱ今からでも薫なんかやめて俺とつきあおーって言ってこようかなぁ――」
「ばっ、ばかなコト、言ってんじゃねーよっ!」 俺は焦った。
そうだ
よな。
普通、彼カノだったら連絡先くらいすぐに交換するよなっ。
「姫はさ。強がってるけど、けっこう色々悩んでたりすんじゃね?薫モテるし。」そう桃弥に言われて、
「なんで悩むんだよ?俺が付き合うって言ったんだし、何も考える必要なくね? それにモテるのはお互い様だろっ!」
ちっちっちっ。人差し指を左右に揺らして桃弥は
「何もわかってないね~薫くんは!いくらそう言われたからって不安になるもんなのっ!女っつーモンは!」
力説する桃弥。
「お前、 そんなに女経験アリだっけ?」
女経験だったら断然、俺の方が多い。 なんせ桃弥は乃野に片思いしてたから、そんなに他の女と付き合ってないハズ。
「ふっ。いくら数こなしても、気持ちのない恋愛ばかりしてきた薫よりは、女心がわかるつもりだよ?」ニッと笑う。
「うっ。」 図星!
―――――――――――――― ・・
「・・桃弥。俺、乃野の所へ行ってくるわ。」
そう言って立ち上がった。
「ん。」 にっこり笑って送り出してくれる桃弥。
なんだよっ!ファンて!お前彼女だろっ!
もっと堂々としてりゃいいのに!ホントバカ女!!
あんな奴らにも絡まれてるし、――っくそっ!
「薫っ!」
後ろで声がした。この声は桃弥、
「げっ!!」 俺の顔を見て驚いてる。
「なんだよ。」 俺はいま、超、キゲンが悪い。
「なんだよって、お前こそなんだよ?その顔っ!」
桃弥はツッこんでくる。
「あー、ちょっとな」
「昔に戻るなよー?薫っ」ニシッと笑う桃弥。
「誰がっ・・」
「保健室行くか?」 「ん――― ・・いやいい。」
今は保健室に行く気ない。凛子ちゃんに喰われそーだし。
「じゃ、屋上いくか?」ニッと笑って指を上に向けた。
「ん。そうすっか。」
「あ、でも一応、顔は洗っておけよ」 その桃弥の忠告に俺は面倒ながらも従った。
・・・確かにこの顔じゃぁ怖いよな。
「姫に手当てしてもらえば?俺、呼んでこようか?」
桃弥のその言葉に、
「いや。・・いいよ呼ばなくて。」 と答えた。
「??あの後、姫と仲直りしてないのか?」桃弥は朝の出来事の事を言ってるんだろう。
「ん―――」俺は疑問に思っている事を桃弥に聞いてみる事にした。
「あのさ、あいつって俺の彼女っていう自覚あるのかなぁ?」
「!」
桃弥は少し驚いた顔をしたが、すぐに
「あ、ああ――― ・・なるほどねぇ」 と何か納得したような返事をした。
「?」
「んー、なんかさ、薫と姫って、付き合ってる感じがしないんだよね?朝だって、帰るときだって、別に一緒ってワケじゃないだろ?
たまに一緒の所は見かけるくらいで。
まぁまだ日数も日数なんだけど、フツーは付き合ったその日からラブラブモードじゃね?」
うっ、
「だから、周りの奴らも2人は付き合ってるんじゃなくて、単に俺のいつもの遊びって思ってるかもな」
!!!―――――――――――――っつ?!
桃弥にそう言われて、俺はハッとした!
「だあ――――っ!言われてみれば、俺、乃野の連絡先も知らねー」
「は?!」 桃弥はポカンとした顔で俺を見た。
「マジで?それ冗談じゃなく?」 桃弥が聞きなおす。
「ん――――。だって今まで、女に連絡先聞いた事ねーし。聞かれても教えた事ねぇから。つい、忘れてた。」
俺がそう答えると、
「姫、カワイソ―――っ!やっぱ今からでも薫なんかやめて俺とつきあおーって言ってこようかなぁ――」
「ばっ、ばかなコト、言ってんじゃねーよっ!」 俺は焦った。
そうだ
よな。
普通、彼カノだったら連絡先くらいすぐに交換するよなっ。
「姫はさ。強がってるけど、けっこう色々悩んでたりすんじゃね?薫モテるし。」そう桃弥に言われて、
「なんで悩むんだよ?俺が付き合うって言ったんだし、何も考える必要なくね? それにモテるのはお互い様だろっ!」
ちっちっちっ。人差し指を左右に揺らして桃弥は
「何もわかってないね~薫くんは!いくらそう言われたからって不安になるもんなのっ!女っつーモンは!」
力説する桃弥。
「お前、 そんなに女経験アリだっけ?」
女経験だったら断然、俺の方が多い。 なんせ桃弥は乃野に片思いしてたから、そんなに他の女と付き合ってないハズ。
「ふっ。いくら数こなしても、気持ちのない恋愛ばかりしてきた薫よりは、女心がわかるつもりだよ?」ニッと笑う。
「うっ。」 図星!
―――――――――――――― ・・
「・・桃弥。俺、乃野の所へ行ってくるわ。」
そう言って立ち上がった。
「ん。」 にっこり笑って送り出してくれる桃弥。