この恋は狂暴です
《乃野side》
薫。ドコ行ったんだろ?靴はあるから帰ってはいないみたいだけど、
さっきのお礼も言ってないし
・・ケガも気になるし。
それに、あの香水のかおり。
っ!う~~~なんか前より悩みが増えた気がするっ!
こんなんでホントに彼カノって言えるのかなぁ
はぁ―――――――― ・・
私は玄関で1人、壁にもたれてそんな事を色々考えていた。
そりゃ、まだ付き合って何日かだし、一時は終わりかけたし。
でもまだ付き合えるコトになって。
なんか私達ってすごく慌ただしい。
普通さ・・
「電話番号くらい ・・・ 聞くよね」
つい声に出てしまってた。
「ごめんっ乃野っ!!俺、そーゆーとこ、ズレててっ!」
「えっ!?」
顔を上げると、玄関に続く階段下に息を荒くした薫がいて、
「乃野の番号教えて!俺のも教える」 そう言ってジャージのポケットからスマホを取り出す薫。
「う――――――――――――っ薫ぅ!」私は嬉しさのあまり泣き出してしまった。
「わっ!乃野泣くな!ごめんって!俺マジで女と番号交換すんの慣れてなくてっ、またなんか変な行動とかしたら教えてくれよ、 わかんねぇんだ俺。」
「薫・・」
そして私達は付き合ってから初めてお互いの電話番号を知った。
「ちゃんと俺だってわかるよーに登録しておけよ。」
そう言った薫に、私は聞いた。
「さっき ・・・ 薫が言ってた ・・。 変な行動があったら教えてくれって ・・・」
「ああ・・。なんかあった?」
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ うん。 ・ ・ 」
《薫side》
なかなか切り出さない乃野。
「言えって。」 しびれを切らした俺が乃野に聞く。
「・・うん。さっき、
薫から香水のかおりがしたんだけど?」
――――――――――――?!え?
香水?!
俺から・・ 香水・・
ハッ!!り、凛子ちゃんの香水かぁっ?!
や、ヤバイっ!!
あきらかに動揺している俺を見て、乃野は顔を強張らせる。
「薫・・」
ヤベェ、 マジで。 何て言おう。
「薫、モテるもんね」
「!?」
「あたしと付き合っていたって、皆、かまわず薫に引っ付いてくるもん。
香水くらいつくよね。」
乃野は寂しそうに下を向いてそう言った。
俺はそんな乃野を見て、・・なんか
つい、
「乃野にそんなコト言われたくない」と、言っていた。
乃野はその言葉の意味を取り違えたのだろう。
「ごめん ・・ もう言わない。」 と呟き俯いた。
ちがう。そうじゃないよ
・・ 乃野。
俺は乃野の手を掴んで教室の方へと向かった。
「え?薫?あの、手?」 乃野が繋がれた手を気にして聞いてくる。
俺はその言葉をとりあえず無視することにした。
教室の前に着くと、俺と乃野の繋がれている手を見た女共が大騒ぎした。
「なに?やっぱり付き合ってるの?」 「え?ウソっ?」
「アレって噂だけでしょ?」 あちこちから、そんな声が聞こえる。
乃野は俯いたまま 。
俺は手を離すと、すぐに乃野の肩を抱き寄せた。
「え?」 状況が読めないらしい乃野が俺を見る。
薫。ドコ行ったんだろ?靴はあるから帰ってはいないみたいだけど、
さっきのお礼も言ってないし
・・ケガも気になるし。
それに、あの香水のかおり。
っ!う~~~なんか前より悩みが増えた気がするっ!
こんなんでホントに彼カノって言えるのかなぁ
はぁ―――――――― ・・
私は玄関で1人、壁にもたれてそんな事を色々考えていた。
そりゃ、まだ付き合って何日かだし、一時は終わりかけたし。
でもまだ付き合えるコトになって。
なんか私達ってすごく慌ただしい。
普通さ・・
「電話番号くらい ・・・ 聞くよね」
つい声に出てしまってた。
「ごめんっ乃野っ!!俺、そーゆーとこ、ズレててっ!」
「えっ!?」
顔を上げると、玄関に続く階段下に息を荒くした薫がいて、
「乃野の番号教えて!俺のも教える」 そう言ってジャージのポケットからスマホを取り出す薫。
「う――――――――――――っ薫ぅ!」私は嬉しさのあまり泣き出してしまった。
「わっ!乃野泣くな!ごめんって!俺マジで女と番号交換すんの慣れてなくてっ、またなんか変な行動とかしたら教えてくれよ、 わかんねぇんだ俺。」
「薫・・」
そして私達は付き合ってから初めてお互いの電話番号を知った。
「ちゃんと俺だってわかるよーに登録しておけよ。」
そう言った薫に、私は聞いた。
「さっき ・・・ 薫が言ってた ・・。 変な行動があったら教えてくれって ・・・」
「ああ・・。なんかあった?」
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ うん。 ・ ・ 」
《薫side》
なかなか切り出さない乃野。
「言えって。」 しびれを切らした俺が乃野に聞く。
「・・うん。さっき、
薫から香水のかおりがしたんだけど?」
――――――――――――?!え?
香水?!
俺から・・ 香水・・
ハッ!!り、凛子ちゃんの香水かぁっ?!
や、ヤバイっ!!
あきらかに動揺している俺を見て、乃野は顔を強張らせる。
「薫・・」
ヤベェ、 マジで。 何て言おう。
「薫、モテるもんね」
「!?」
「あたしと付き合っていたって、皆、かまわず薫に引っ付いてくるもん。
香水くらいつくよね。」
乃野は寂しそうに下を向いてそう言った。
俺はそんな乃野を見て、・・なんか
つい、
「乃野にそんなコト言われたくない」と、言っていた。
乃野はその言葉の意味を取り違えたのだろう。
「ごめん ・・ もう言わない。」 と呟き俯いた。
ちがう。そうじゃないよ
・・ 乃野。
俺は乃野の手を掴んで教室の方へと向かった。
「え?薫?あの、手?」 乃野が繋がれた手を気にして聞いてくる。
俺はその言葉をとりあえず無視することにした。
教室の前に着くと、俺と乃野の繋がれている手を見た女共が大騒ぎした。
「なに?やっぱり付き合ってるの?」 「え?ウソっ?」
「アレって噂だけでしょ?」 あちこちから、そんな声が聞こえる。
乃野は俯いたまま 。
俺は手を離すと、すぐに乃野の肩を抱き寄せた。
「え?」 状況が読めないらしい乃野が俺を見る。