この恋は狂暴です
ふ・・
と目を開けると・・部屋の中だった
あ れ? 俺 ・ ・ ・ まだ ・ ・ 生きてんの?
「うっうっ、うっ ・ ・う」
誰 ・・ 泣いてんの? その声の方に目をやると、泉が泣いてて俺の血だらけの手を握っていた
「?!薫っ!気がついたのかっ!?」 大紀くんの声もする
「おいっ!すぐにあそこの先生のトコ、連れてくぞっ!」 この声は
和己 ・・さ・ん ・・ガヤガヤと周りで人が動いている
「おれ ・ ・ 生きて ・ ・るんすか?」 俺は途切れ途切れの声で聞いた。
「ばかっ!!当たり前でしょっ!!」 泉が泣きながら怒鳴る。
―――――――――――――――― ああ なんだ
・・俺 まだ ・ ・ ・ 生きてるのか
また苦しい日が ・ ・ 続くのか
「薫、お前、大好きな人が死んじまったらどう思う?」
え? 大紀くんの言葉に、俺はビクッと体が震えた。
「いくら別れたとしても、どこかで生きていてくれればそれだけでいいんじゃね? ・・でも、死んだら ―――――、本当にどうしていいかわからなくなるだろっ!
っ、お前は、大好きな人にそんな悲しい思いさせてもいいのかよっ!
その日和って人に笑っていてほしくなーのかよっつ!!
―――― 、とにかくなんでもいいからっ 、 生きろっつ!!」
!!!
―――――――――――――――――――――― っつく!っ
勝手に涙が溢れた
そんな事、考えた事もなかった・・っ、
日和と別れて以来・・ずっと
ずっと、っ、死にたくて、死にたくて死にたくて!
俺は・・っ、
「ぐ っ ―――っ、 うあっつ ・・っ」
大紀くんも泉も、和己さんも、そこにいる皆も
そんな俺を全身で受け止めてくれた。
それから、落ち着きを取り戻した俺は和己さんの知り合いの病院へ連れて行かされ全治2週間の診断を受けた。
当分は安静でということで、入院する事になってしまった。
「ふん!自業自得!」 泉はもとの憎たらしい口調に戻っている。
「ちぇ。なんだよ、あん時は大泣きしてたのに」 俺の言葉に、泉が相変わらずのケリを食らわそうとして、大紀くんにとめられた。
―――――――――― あ、あぶねぇ-っ!
「薫、だいぶイイ顔に戻ってきたな♪」 大紀くんが俺の頭を撫でてそう言う。
・・そんなにヒドイ顔してたのか? 俺。
「ま、ということで、しばらくはLALIELでお前の面倒を見る事になったから♪」
窓際に立ってた和己さんから、そんなコトを言われた。
「え?」
「だから薫、今からLALIELに入ったから、よろしくね♪」 和己さんはニッコリ笑ってピースする。
「へ?」
―――――――――― って!え―――――――――――っつ!!
「い、いいんすかっ?」 ずっとLALIELに入れてもらいたくて、たまり場にしょっちゅう出入りしたり、お願いしたりしてたのに、なかなか入れてもらえなかったあのLALIELにっ?!
「マ ・ ・ ジっすか?」 俺はまだ信じられてない
「くどい!!」 和己さんは一括すると、
「いいか薫っ!異例中の異例なんだからな!もう勝手な事、すんじゃねーぞ!」 そう言って病室から出ていってしまった。
「は、はいっ!」
俺は和己さんの背中に向かって返事をした。
「良かったね~薫っち♪」 泉がニッコリ笑う。
「あ、ああ。 でもどうして?いきなり?」
「は~~?あんたをボコにしたヤツらから、助け出したの和己だよ」
―― え? 和己さんがっ?!
「あんたがこの頃、おかしいって皆して心配してた最中に、あいつらが、物騒なモン持って歩いていたのをウチの連中が見つけてね、どうも話し声が聞こえたらしいの。「藤木――――!」 って。だから、すぐに和己に連絡入って。
で、和己ってば、総長のくせに、仲間待たないで1人で突っ走っちゃってさ。
まぁ、あの和己だから、大丈夫なんだけど・・かばうモノがあったからね、
ちょっと苦戦したみたいだよ(笑) 」
――――――― かばうモノ って ・・俺のこと?
「で、すぐに俺たちも駆けつけて、あいつらを、ソレ以上にボコっといたから♪」 大紀くんが楽しそうに言う。
「――――――――――― すんません ・・俺」
俺は、こんなに、皆に守られていたのか
こんなに、皆に 心配かけさせて
ホント、バカだ。 気付かなかったなんて・・
「わかった?あんたはもう1人じゃないんだからね。」
泉のその言葉が嬉しかった
「じゃ、退院したらあのたまり場に来いよ。 待ってっから!」
大紀くんはそう言うと、泉と一緒に帰っていった。
病室には、俺1人になった
でも
寂しくはなくなっていた
大紀くんのあの時の言葉
「生きていてくれれば ・ ・ それだけでいい」
・・そうだ ・・日和も
このどこかで生きていてくれてる。・・同じ空気を吸っている。
同じ道や、景色・・ 見てるんだ。
もう俺は
大丈夫。
前に行ける。
と目を開けると・・部屋の中だった
あ れ? 俺 ・ ・ ・ まだ ・ ・ 生きてんの?
「うっうっ、うっ ・ ・う」
誰 ・・ 泣いてんの? その声の方に目をやると、泉が泣いてて俺の血だらけの手を握っていた
「?!薫っ!気がついたのかっ!?」 大紀くんの声もする
「おいっ!すぐにあそこの先生のトコ、連れてくぞっ!」 この声は
和己 ・・さ・ん ・・ガヤガヤと周りで人が動いている
「おれ ・ ・ 生きて ・ ・るんすか?」 俺は途切れ途切れの声で聞いた。
「ばかっ!!当たり前でしょっ!!」 泉が泣きながら怒鳴る。
―――――――――――――――― ああ なんだ
・・俺 まだ ・ ・ ・ 生きてるのか
また苦しい日が ・ ・ 続くのか
「薫、お前、大好きな人が死んじまったらどう思う?」
え? 大紀くんの言葉に、俺はビクッと体が震えた。
「いくら別れたとしても、どこかで生きていてくれればそれだけでいいんじゃね? ・・でも、死んだら ―――――、本当にどうしていいかわからなくなるだろっ!
っ、お前は、大好きな人にそんな悲しい思いさせてもいいのかよっ!
その日和って人に笑っていてほしくなーのかよっつ!!
―――― 、とにかくなんでもいいからっ 、 生きろっつ!!」
!!!
―――――――――――――――――――――― っつく!っ
勝手に涙が溢れた
そんな事、考えた事もなかった・・っ、
日和と別れて以来・・ずっと
ずっと、っ、死にたくて、死にたくて死にたくて!
俺は・・っ、
「ぐ っ ―――っ、 うあっつ ・・っ」
大紀くんも泉も、和己さんも、そこにいる皆も
そんな俺を全身で受け止めてくれた。
それから、落ち着きを取り戻した俺は和己さんの知り合いの病院へ連れて行かされ全治2週間の診断を受けた。
当分は安静でということで、入院する事になってしまった。
「ふん!自業自得!」 泉はもとの憎たらしい口調に戻っている。
「ちぇ。なんだよ、あん時は大泣きしてたのに」 俺の言葉に、泉が相変わらずのケリを食らわそうとして、大紀くんにとめられた。
―――――――――― あ、あぶねぇ-っ!
「薫、だいぶイイ顔に戻ってきたな♪」 大紀くんが俺の頭を撫でてそう言う。
・・そんなにヒドイ顔してたのか? 俺。
「ま、ということで、しばらくはLALIELでお前の面倒を見る事になったから♪」
窓際に立ってた和己さんから、そんなコトを言われた。
「え?」
「だから薫、今からLALIELに入ったから、よろしくね♪」 和己さんはニッコリ笑ってピースする。
「へ?」
―――――――――― って!え―――――――――――っつ!!
「い、いいんすかっ?」 ずっとLALIELに入れてもらいたくて、たまり場にしょっちゅう出入りしたり、お願いしたりしてたのに、なかなか入れてもらえなかったあのLALIELにっ?!
「マ ・ ・ ジっすか?」 俺はまだ信じられてない
「くどい!!」 和己さんは一括すると、
「いいか薫っ!異例中の異例なんだからな!もう勝手な事、すんじゃねーぞ!」 そう言って病室から出ていってしまった。
「は、はいっ!」
俺は和己さんの背中に向かって返事をした。
「良かったね~薫っち♪」 泉がニッコリ笑う。
「あ、ああ。 でもどうして?いきなり?」
「は~~?あんたをボコにしたヤツらから、助け出したの和己だよ」
―― え? 和己さんがっ?!
「あんたがこの頃、おかしいって皆して心配してた最中に、あいつらが、物騒なモン持って歩いていたのをウチの連中が見つけてね、どうも話し声が聞こえたらしいの。「藤木――――!」 って。だから、すぐに和己に連絡入って。
で、和己ってば、総長のくせに、仲間待たないで1人で突っ走っちゃってさ。
まぁ、あの和己だから、大丈夫なんだけど・・かばうモノがあったからね、
ちょっと苦戦したみたいだよ(笑) 」
――――――― かばうモノ って ・・俺のこと?
「で、すぐに俺たちも駆けつけて、あいつらを、ソレ以上にボコっといたから♪」 大紀くんが楽しそうに言う。
「――――――――――― すんません ・・俺」
俺は、こんなに、皆に守られていたのか
こんなに、皆に 心配かけさせて
ホント、バカだ。 気付かなかったなんて・・
「わかった?あんたはもう1人じゃないんだからね。」
泉のその言葉が嬉しかった
「じゃ、退院したらあのたまり場に来いよ。 待ってっから!」
大紀くんはそう言うと、泉と一緒に帰っていった。
病室には、俺1人になった
でも
寂しくはなくなっていた
大紀くんのあの時の言葉
「生きていてくれれば ・ ・ それだけでいい」
・・そうだ ・・日和も
このどこかで生きていてくれてる。・・同じ空気を吸っている。
同じ道や、景色・・ 見てるんだ。
もう俺は
大丈夫。
前に行ける。