この恋は狂暴です

俺は中学3年になった。 


「薫く~~~~~~ん♪」 「今日は私と~♪」 「え――私とでしょっ?」
そんな女の子達の声が俺の周りで響く。

「今日は俺、行くとこあるから、ごめんね~♪」
俺はそう言うと、手をヒラヒラさせその輪から出た。

「え~~~っ!」 「聞いてないよ~~」
女の子たちは、ブーブー言ってたけど、こんなんじゃ、俺から離れない。
明日になれば、また俺の側に来て、キャイキャイ騒ぐんだ。



俺は 
死にたいとは思わなくなったけど 
 もう、・・恋愛は出来なくなっていた。



今でも
実は日和が好きで・・ 忘れる事ができなくている


だから・・いまだに俺のバイクの後ろには誰も乗せていない

ここは・・日和だけしか乗せない 



・・もう二度と乗せる事はできない ・・ってわかってるのに

それでも俺は ・・ダメなんだ  


夏が近づくと、また
 ・ ・ 思い出してしまうだろうけど、


俺の周りは騒がしいから、考え事をしているヒマはなくされる  
今日もこれから、その騒がしい場所へ行く。

皆が待ってる、あのたまり場へ 




そして ・・新たな恋が待ってるとは知らないで。



《日和編end》
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