私に恋を教えてください
「……っ、ち、近くないですか?」
真隣に須藤の気配を感じて、その距離が近くて柚葉の方が慌ててしまう。
「全然? 業務じゃない話をするんだから別に構わないだろう? で、何だって? 時間? あるよ。何のお誘いかな?」
「コンサートのチケットを頂いたんです。ご一緒にいかがかと思いまして」
「嬉しいな。是非とも一緒に行きたいよ」
柚葉も嬉しそうな笑顔になったのを見て、須藤は、きゅっと上がっている柚葉の頬をむにっと摘んだ。
「ふ……なんれ、つまむんです?」
「いや、可愛くて。白くて柔らかそうだなっていつも思っていた。」
須藤はふざけて頬を摘んでいた指を離し、柚葉の耳から頬のラインをそっと撫でる。
「可愛くて仕方ない。そんなお誘いしていいのかな? 榊原さん。そんなのを聞いたら、俺はもう引き返さないと思うけど」
「引き返す?」
「今、逃げるなら逃してあげるよ。でも、このチケットでいっしょに出かけたら、もう手加減はしないってこと」
頬にふれていた須藤の手を、柚葉はそっと両手で握る。
「私、何も分かりません。恋も知りませんでした。でも教えてくださるなら、課長がいいです。今だって、とてもどきどきしているんです」
「そういう榊原さんの素直なところがいいなと思うんだ。これからお勉強しようか? いろいろね?」
真隣に須藤の気配を感じて、その距離が近くて柚葉の方が慌ててしまう。
「全然? 業務じゃない話をするんだから別に構わないだろう? で、何だって? 時間? あるよ。何のお誘いかな?」
「コンサートのチケットを頂いたんです。ご一緒にいかがかと思いまして」
「嬉しいな。是非とも一緒に行きたいよ」
柚葉も嬉しそうな笑顔になったのを見て、須藤は、きゅっと上がっている柚葉の頬をむにっと摘んだ。
「ふ……なんれ、つまむんです?」
「いや、可愛くて。白くて柔らかそうだなっていつも思っていた。」
須藤はふざけて頬を摘んでいた指を離し、柚葉の耳から頬のラインをそっと撫でる。
「可愛くて仕方ない。そんなお誘いしていいのかな? 榊原さん。そんなのを聞いたら、俺はもう引き返さないと思うけど」
「引き返す?」
「今、逃げるなら逃してあげるよ。でも、このチケットでいっしょに出かけたら、もう手加減はしないってこと」
頬にふれていた須藤の手を、柚葉はそっと両手で握る。
「私、何も分かりません。恋も知りませんでした。でも教えてくださるなら、課長がいいです。今だって、とてもどきどきしているんです」
「そういう榊原さんの素直なところがいいなと思うんだ。これからお勉強しようか? いろいろね?」