私に恋を教えてください
規模が大きすぎて、さすがの柚葉ですらも、全くもってピンと来ないのだった。
午後からはクリスが予定があるというので不在になり、侑也と駆琉は通常業務に戻るため『莉子さんのお相手をお願いするよ』と言う、救いを求めるような侑也の瞳に柚葉は頷いたのだった。
会議室に案内して、そこにお茶を用意する。
シンプルなデザインのオフィスと華やかな莉子の組み合わせは、なかなかに壮観だ。
莉子は柚葉が淹れたコーヒーをとても嬉しそうに飲んでいた。
「とても美味しいわ」
「嬉しいです。こちらは知り合いから、うちが個人的に購入しているものなんです。父の知人でフェアトレードを扱っていらっしゃる方がいて、そこにお願いして好みをブレンドしたり焙煎したりしていただいています」
「フェアトレードなのね」
莉子は感心したような顔をした。
「柚葉ちゃんは、とても優秀な秘書のようね」
「あ、ありがとうございます」
「お茶を出すだけのことでも、きちんとストーリーをお話しして、それならきっと、取引先もここがどういう会社なのかとても良く分かると思うわ。お客様はとても興味を持たれるでしょう」
少しでも会社の役に立っているのなら、良かった……と柚葉は安心する。
そんな柚葉を見て、莉子は唇に笑みを浮かべた。
午後からはクリスが予定があるというので不在になり、侑也と駆琉は通常業務に戻るため『莉子さんのお相手をお願いするよ』と言う、救いを求めるような侑也の瞳に柚葉は頷いたのだった。
会議室に案内して、そこにお茶を用意する。
シンプルなデザインのオフィスと華やかな莉子の組み合わせは、なかなかに壮観だ。
莉子は柚葉が淹れたコーヒーをとても嬉しそうに飲んでいた。
「とても美味しいわ」
「嬉しいです。こちらは知り合いから、うちが個人的に購入しているものなんです。父の知人でフェアトレードを扱っていらっしゃる方がいて、そこにお願いして好みをブレンドしたり焙煎したりしていただいています」
「フェアトレードなのね」
莉子は感心したような顔をした。
「柚葉ちゃんは、とても優秀な秘書のようね」
「あ、ありがとうございます」
「お茶を出すだけのことでも、きちんとストーリーをお話しして、それならきっと、取引先もここがどういう会社なのかとても良く分かると思うわ。お客様はとても興味を持たれるでしょう」
少しでも会社の役に立っているのなら、良かった……と柚葉は安心する。
そんな柚葉を見て、莉子は唇に笑みを浮かべた。