私に恋を教えてください
たくさんの人混みが帰りの出口に向かう中、ケントを真ん中にして、左右に柚葉と駆琉で手を繋ぐ。
ケントはご機嫌だった。
「僕……帰りたくない。すごく楽しい」
「分かるわ。そういう気持ちになるから、また来たいって思うのね。終わってしまうことはとても淋しいけれど、素敵な思い出が出来たってことは宝物だと思うの」
「宝物……」
「そうよ。胸の中の宝物。たくさんあれば、豊かになれるし、幸せになれるわ」
ケントは俯いて自分の胸の辺りを見ている。
そして顔を上げ、柚葉に笑顔を向けた。
「そうだね! ありがとう、ゆず、駆琉!」
「ケントくんは本当にいい子ね」
大好きなゆずに褒められて、えへへ……と照れてしまうケントだ。
帰りの車の中で、ケントと柚葉はお互いにもたれあって眠ってしまっていた。
駆琉はそれをバックミラーで確認しながら、その光景に温かさと幸せを感じる。
胸の中の宝物……か。
駆琉にとっての宝物は柚葉だ。
どれほどの幸せをいつももらっているか、はかり知れない。
これからもずっとずっと、その宝物を守っていきたいのだ。
ケントはご機嫌だった。
「僕……帰りたくない。すごく楽しい」
「分かるわ。そういう気持ちになるから、また来たいって思うのね。終わってしまうことはとても淋しいけれど、素敵な思い出が出来たってことは宝物だと思うの」
「宝物……」
「そうよ。胸の中の宝物。たくさんあれば、豊かになれるし、幸せになれるわ」
ケントは俯いて自分の胸の辺りを見ている。
そして顔を上げ、柚葉に笑顔を向けた。
「そうだね! ありがとう、ゆず、駆琉!」
「ケントくんは本当にいい子ね」
大好きなゆずに褒められて、えへへ……と照れてしまうケントだ。
帰りの車の中で、ケントと柚葉はお互いにもたれあって眠ってしまっていた。
駆琉はそれをバックミラーで確認しながら、その光景に温かさと幸せを感じる。
胸の中の宝物……か。
駆琉にとっての宝物は柚葉だ。
どれほどの幸せをいつももらっているか、はかり知れない。
これからもずっとずっと、その宝物を守っていきたいのだ。