私に恋を教えてください
柚葉がミーティングルームをコンコン、とノックすると、中から「どうぞ」という須藤の声が聞こえる。
中に入ると、いつものように須藤がパソコンで仕事をしていた。
「失礼します」
という柚葉の声を聞いて、須藤は手を止め顔を上げる。
「榊原さん。忙しいところ、ごめんね」
「いえ」
柚葉がかちかちに緊張しているのを見て、苦笑する須藤だ。
「俺のこと、怖いですか?」
「そんな事ないです。ただとても、緊張してしまって……」
「怒ったりしませんから、緊張しないで。座って?」
「はい……」
素直にすとん、と椅子に座る柚葉を見ると、須藤は無条件で頭でも撫でたくなるのだが、そこは我慢する。
「先日のね、やはり君のIDで不正アクセスされていたことが分かりました。犯人についても特定したし、すでに処分は済んでいます。その後はどうかなって聞きたくて呼んだんです」
「あ、そうですね。確かに常務に指摘されることは、なくなったように思います」
「そう。良かった」
中に入ると、いつものように須藤がパソコンで仕事をしていた。
「失礼します」
という柚葉の声を聞いて、須藤は手を止め顔を上げる。
「榊原さん。忙しいところ、ごめんね」
「いえ」
柚葉がかちかちに緊張しているのを見て、苦笑する須藤だ。
「俺のこと、怖いですか?」
「そんな事ないです。ただとても、緊張してしまって……」
「怒ったりしませんから、緊張しないで。座って?」
「はい……」
素直にすとん、と椅子に座る柚葉を見ると、須藤は無条件で頭でも撫でたくなるのだが、そこは我慢する。
「先日のね、やはり君のIDで不正アクセスされていたことが分かりました。犯人についても特定したし、すでに処分は済んでいます。その後はどうかなって聞きたくて呼んだんです」
「あ、そうですね。確かに常務に指摘されることは、なくなったように思います」
「そう。良かった」