私に恋を教えてください
社長による今期の決算が無事終わったことの労いだとか、今後の展望とかの話が終わって、乾杯が終わるとざわざわと人が料理の方へ動き出す。
壁際に料理がセッティングしてあって、テーブルがいくつかあるので、人はそのテーブルの周りに自然集まって話をする形になる。
柚葉も侑也が役員たちのテーブルに立ったところを見て、料理をサーブしに行く。
しかしその様子は、実は一際目立っていたことに、柚葉は気づいていなかった。
品の良いワンピースに綺麗なロングヘア。
お人形のようなくりっとした瞳と綺麗な仕草。
料理をサーブしているだけなのに品がある。
「テーブルどこですか?よかったら持ちますよ?」
男性社員の1人に柚葉は声をかけられた。
「あ……大丈夫です。こちらは、常務にお持ちするものなので」
親切な人には丁寧に返す、と教育されている柚葉だ。
「常務……」
そう聞いた社員が、動きを止める。
数人いるが、どの常務か……?
その時、彼と柚葉の間に割って入った声。
「柚葉ちゃん」
壁際に料理がセッティングしてあって、テーブルがいくつかあるので、人はそのテーブルの周りに自然集まって話をする形になる。
柚葉も侑也が役員たちのテーブルに立ったところを見て、料理をサーブしに行く。
しかしその様子は、実は一際目立っていたことに、柚葉は気づいていなかった。
品の良いワンピースに綺麗なロングヘア。
お人形のようなくりっとした瞳と綺麗な仕草。
料理をサーブしているだけなのに品がある。
「テーブルどこですか?よかったら持ちますよ?」
男性社員の1人に柚葉は声をかけられた。
「あ……大丈夫です。こちらは、常務にお持ちするものなので」
親切な人には丁寧に返す、と教育されている柚葉だ。
「常務……」
そう聞いた社員が、動きを止める。
数人いるが、どの常務か……?
その時、彼と柚葉の間に割って入った声。
「柚葉ちゃん」