エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
とはいえ、そんなこと口にはできないから、こうやって胸の内で悪態をつくことしかできないのだけれど。
「まぁ、医者っていう仕事柄、普段から難しいオペばっかで神経すり減らしてっからなぁ。オフの時くらい、こうやってバカやってねーと身がもたねーし。それに、どういうわけかお前といると変に気遣う必要もねーし、すっげー気が楽なんだよなぁ」
そんな私の心情を知ってか知らずか、窪塚ときたら、いつしか抱いてしまっていたこの想いに拍車をかけるようなことを仄めかしてくるから堪らない。
けれど、いくら期待を抱いたからって、この想いが報われるわけじゃない。
窪塚にとって私は、画像で脅してセフレにするくらいの存在でしかないのだから、そんなの当然だ。
今の言葉だって、ただのセフレでしかない私だからこそ、なんの遠慮も気兼ねも必要ないからこそ言えることだろうし。
もしかしたら、ただの気まぐれで言っただけかもしれないし。